英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション（THE：Times Higher Education）は9月26日（イギリス現地時間）、「THE世界大学ランキング2019（THE World University Rankings 2018-2019）」を発表した。同社のホームページおよび同ランキングを掲載したリセマム（9/26）によれば、「THE世界大学ランキング」は、2004年から公開されている世界的な大学ランキング。教育力、研究力、研究の影響力（論文の引用数）、国際性、産業界からの収入の5領域、13項目についてデータを収集し、総合力を評価、分析したうえで世界の大学をランキング化している。

（参考：THE　https://www.timeshighereducation.com/）

　ランキングの結果、3年連続で1位はイギリスのオックスフォード大、2位は同ケンブリッジ大と続いた。3位はアメリカのスタンフォード大、4位にマサチューセッツ工科大（MIT）がランクイン。ハーバード大は昨年と同じ6位、8位にはイェール大が新たにトップ10にランクインした。日本はトップ200に入ったのは東京大と京都大の2大学のみで、東京大は過去最低だった昨年の46位より4位上がって42位、京都大学は65位だった。ちなみに、日本は1000位以内で評価される大学数が103校となり、初めて英国の98校を上回り、米国の172校に次いで2位になった。