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【医学部入試】昭和大が医学部入試で不正認める、現役・1浪や同窓子女にアドバンテージ

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 昭和大(東京都)は10月15日に会見し、医学部入試で不正が行われていたことを明らかにした。まず、二次試験時の高等学校調査書の評価において、現役と1浪の受験生に加点をしていたこと。また、一般選抜Ⅱ期入学試験では、合格者を決める際、募集定員20名に加えて、補欠者のうちから同大の同窓子女を優先的に合格させていた。同大のホームページでは、不正の事実を認めたうえで、今後の対策を次のように公表。

  1. 二次試験における調査書評価⇒2019年度入試より調査書評価項目から現役受験生・一年浪人受験生への加点に関する項目を削除する。
  2. 一般選抜Ⅱ期入学試験における合格者決定⇒2019年度一般選抜Ⅱ期入学試験において、募集定員20名のみを合格者とする。また、今後、第三者委員会を設置して調査するとともに、今回の不正によって不利益を受けた受験生への対応を検討するという。