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【私学助成金】医学部入試の不正問題があった東京医科大への助成金は全額不交付

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 柴山昌彦文部科学大臣は2019年1月22日、文科省関連で私学助成の交付業務を担う日本私立学校振興・共済事業団が、私立大学等経常費補助金の取り扱いについて決定したことを記者会見で明らかにした。同大臣の会見録によれば、贈賄に関連する事件や医学部で不正入試があった東京医科大に対し、2018年度の私学助成金を全額交付しない方針を発表。アメリカンフットボール部の悪質な反則が社会問題化した日本大など7大学の助成金も減額すると決定した。

 助成金が不交付や減額になった大学と金額は、次の通り。なお、各校への配分額は3月中に決定される見通し。東京医科大(前年度約23億円交付)…全額不交付、日本大(同約92億円)…35%減額、医学部で不正入試が行われた岩手医科大(同約18億円)、昭和大(同約55億円)、順天堂大(約56億円)、北里大(約41億円)、金沢医科大(約13億円)、福岡大(約37億円)はいずれも25%減額。

(参考:http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1412911.htm