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【未来投資会議】入試に「情報科目」を追加、AI人材強化

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 政府は5月17日、未来投資会議(議長・安倍晋三首相)を開き、「大学入試において、国語、数学、英語のような基礎的な科目として、情報科目を追加、文系、理系を問わず理数の学習を促していく」とした。未来投資会議のホームページによれば、世界で人工知能(AI)を活用できる人材の争奪戦が激化する中、文理系問わずに情報教育の基礎を習得させることで「第4次産業革命」の牽引役となる国内のAI人材のレベルアップを狙う。

 これを受けて、大学入試センター試験に替わり2020年度から始まる「大学入学共通テスト」の科目に、プログラミングなどの情報科目の導入を検討する。政府関係者によると、早ければ新学習指導要領で初めて学ぶ高校生が3年生となる2024年度の共通テストから情報科目が導入される。

(内閣広報室HP:https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201805/17mirai_toshi.html)