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【近畿大】アンチ・ドーピングに向けて大阪府薬剤師会と連携協定を締結

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 近畿大は1月17日、アンチ・ドーピング教育・研究活動を推進するため、一般社団法人大阪府薬剤師会(大阪府中央区)と連携協定を締結し、同日付ホームページで発表した。

 「アンチ・ドーピング」とは、スポーツの競技力を高めるために禁止されている薬物や方法などを使用したり、その行為を隠したりするドーピングによる不正を排除し、公正で公平な競技に参加するアスリートの権利を守り、スポーツの価値そのものを守るための活動のこと。ラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピックの日本開催にあたり、アンチ・ドーピングに関する教育・啓発活動の推進や専門家の育成が一層求められている社会状況を背景に、近畿大学と大阪府薬剤師会は連携協定を締結。その協定内容は、(1)アンチ・ドーピング教育・研究・実務などに関する相互支援に関すること(2)地域医療・保健等の貢献に関すること(3)アンチ・ドーピング教育研修会等の共同開催に関すること(4)その他双方が協議し同意した連携事業に関すること――の4項目。

 427日に、近畿大学体育会クラブ指導者を対象としたアンチ・ドーピングに関する研修会を開催。また、スポーツファーマシスト(最新のアンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師) の普及活動やアンチ・ドーピングの教育・研究、地域医療・保健の貢献に関する活動を行うことも計画している。

(大学HP:https://www.kindai.ac.jp/_hide/_news-pr/news_release/2019/01/015386.html