TOP > ニュース > 私立大学 > 【北里大学】学祖・北里柴三郎氏が新千円札の“顔”に決まってコメントを発表

【北里大学】学祖・北里柴三郎氏が新千円札の“顔”に決まってコメントを発表

【キーワード】 私立大学

 2019年4月9日、麻生太郎財務大臣は閣議後に記者会見を開いて、一万円、五千円、千円の紙幣と500円硬貨のそれぞれを全面的に刷新すると発表。2024年度上期をめどに新紙幣が発行されることとなった。一万円札は福澤諭吉から実業家の渋沢栄一、五千円札は樋口一葉から教育者の津田梅子、千円札は野口英世から医学者・細菌学者の北里柴三郎にそれぞれ変更される。

 新千円札の図柄に、学園の祖である北里柴三郎氏の肖像が採用された学校法人北里研究所・北里大学は4月9日付ホームページで、「学校法人北里研究所・北里大学として、大変、名誉な事であり、また、この機会に学祖北里柴三郎の経歴と業績についての概略を述べさせていただき、国民の皆様に身近に感じていただければと思います」と述べたうえで、ペスト菌を発見し、破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に寄与した氏の輝かしい足跡を紹介。最後に、「北里柴三郎が現在の一万円札の肖像になっている福澤諭吉先生を恩師と仰ぎ、また、現在の千円札の肖像になっている野口英世を育てており、何かのご縁と感じます。今後とも、学校法人北里研究所・北里大学は、学祖北里柴三郎の精神を受け継ぎ、いのちの実学を未来につないでまいります」と結んでいる。

(北里研究所・北里大学HP:https://www.kitasato.ac.jp/jp/news/20190409-05.html