東京経済大学では、通算 8 回目となる図書館イベント「ビブリオバトル」を 7 月 3 日、同大学図書館1階スペースで開催した。ビブリオバトルとは、発表者が選んだ「お薦めの1冊」の 魅力を 5 分間でプレゼンテーションし、最後に参加者全員で、どの本を1番読みたくなったか を多数決で決める新しい形の読書会。
今回は発表者を1年生に限定。教員推薦と一般公募から合計 12 人がエントリーした。紹介さ れた本のジャンルは多岐にわたり、発表者のプレゼンも甲乙つけがたい内容であったことから、 参加者は1番読みたくなった本を選ぶのに思いのほか苦慮した。投票の結果、最も参加者の票 を集めた「チャンプ本」は、コミュニケーション学部1年生が紹介した、寺山修司作『書を捨 てよ、町へ出よう』に決定。本を選んだ発表者は、「この本を 10 代のうちに読んで欲しい。世 間の常識を疑い、この世界は何が正しいかを自分に問いかけて欲しい」と、作品の中の詩の一 節を朗読しながら訴えた。
(東京経済大学HP:http://www.tku.ac.jp/news/022250.html)
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