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【早稲田大】2021年度「大学入学共通テスト」を導入

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 早稲田大は、現在の高校1年生が対象となる2021年度入試から改革を行うと発表した。政治経済学部、国際教養学部、スポーツ科学部の一般入試において、大学入試センター試験に代わって2021年1月に実施される大学入学共通テストを全受験生に課す。

 大学入試センター試験は、2020年1月実施を最後に廃止となり、2021年1月には第1回の大学入学共通テストが行われる。政治経済学部(政治学科・経済学科・国際政治経済学科共通)の一般入試は、大学入学共通テスト100点、英語外部検定試験および学部独自試験100点の合計200点満点。

 共通テストは、外国語、国語、数学I・数学A、選択科目(地理歴史・公民・数学・理科)の4科目を25点ずつ換算。学部独自試験は、日英両言語による長文を読み解いたうえで解答する形式とする予定。国際教養学部の一般入試では、共通テストで国語、選択科目(地理歴史・数学・理科)の2科目を課す。学部独自試験は英語とし、英語外部検定試験はスコア提出者に加点する。

 スポーツ科学部は、従来の「一般入試」と「センター試験利用入試」を改め、大学入学共通テストを利用する「一般選抜A~C群(仮称)」に再編成する。「A群」は大学入学共通テスト2科目と小論文、「B群」は大学入学共通テスト4科目、「C群」は大学入学共通テスト3科目と競技歴調査書により選抜する。詳細は、同大ホームページの「入試の変更点」を参照。

(早稲田大HP:https://www.waseda.jp/inst/admission/undergraduate/change/