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湘南工科大学が8月6~10日まで「シーズンスポーツ」を今年も開講 -- 地の利を最大限に生かしてサーフィン、ボディボードを実施

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 湘南工科大学(神奈川県藤沢市)は8月6日(月)~10日(金)まで、集中講義「シーズンスポーツ」を開講する。これは、キャンパスから辻堂海水浴場まで約800m、江の島もすぐ近くという同大の恵まれた環境を生かして毎年実施しているもので、履修する学生はサーフィンとボディボードから種目を選択。サーフィンの心得や海に対する知識、救命救急法などを1日かけて座学で学習した後、海岸での実技を4日間行う。

 テクノロジーの進化により、近い将来、多くの職業がAIにとってかわり、今は存在していない職業が増えるであろうといわれている。湘南工科大学では、そうした未来を生き抜いていくために、すべての学生が共通して身につけておくべき社会人としての基礎力を伸ばすことを目的とした科目群として「社会人基礎科目」を開講している。「社会に貢献する技術者」となるために必要な汎用的能力を修得し、伸ばすことを重視しており、卒業後に専門の知識や技術を社会で生かしていくための支えとなる力を涵養する。

 この「社会人基礎科目」の一環として、「スポーツ基礎」「スポーツ発展」「シーズンスポーツ」「生涯スポーツ論」の4科目が設定され、ここから2科目を全学生が選択履修する。これらの科目には各種球技やトレーニング、マリンスポーツなどの種目が含まれ、運動・スポーツを通じてコミュニケーション力を伸ばし、ルール・規律を守る倫理観を養うとともに、主体的に練習方法や指導方法を探求しながらチームワークを高め、リーダーシップを発揮できるようになることを目的としている。
 
 その中でも、「シーズンスポーツ」の1つである「サーフィン実習」は、キャンパスが湘南海岸に立地する湘南工科大学の特色を生かした種目であり、地元のサーファーや大学サーフィン部部員の協力も得て、毎年夏季休業期間中に行われている。学生たちが朝、大学に集合してウェットスーツに着替え、色とりどりのボードを手に海岸まで歩いていき、実技レッスンの終了後に大学へ戻って水着姿でシャワーを浴びる様子は、同大の夏の風物詩にもなっている。
 概要は下記の通り。
 
◆シーズンスポーツ「サーフィン実習」概要
【開講日】
 8月6日(月)~10日(金) 5日間
【日 程】
 ○8月6日(月) 学内講義
  9:00~12:00...普通救命救急講習
  13:00~16:00...サーフィン講義/ボディボード講義
 ○7日(火) レッスン1日目
  8:30~14:30 実技レッスン
 ○8日(水) レッスン2日目
  8:30~14:30 実技レッスン
 ○9日(木) レッスン3日目
  8:30~14:30 実技レッスン
 ○10日(金) レッスン4日目
  8:30~14:30 実技レッスン
【場 所】
 ・学内講義...教育研究総合センター(A館)
 ・実技レッスン...辻堂海水浴場付近(天候不良時:体育館)
【担当教員】
 ・榊 淳一 准教授
 ・相良康介 非常勤講師
【参加人数】
 ・サーフィン:16名
 ・ボディボード:16名  計 32名