【茨城県医師不足対策】県立高校等に「医学コース」設置、地元定着の医師を養成

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 大井川和彦茨城県知事は7月17日の記者会見で、県内で深刻となっている医師不足の解消に向け、県立高校等に「医学コース」を新設し、大学の医学部進学を目指す生徒を支援することを明らかにした。新たに医学コースを設置するのは,日立第一高校,水戸第一高校,土浦第一高校,並木中等教育学校,古河中等教育学校の5校で,高校においては,2019年度以降に入学する生徒,中等教育学校においては,同じく2019年度以降に後期課程に進級する生徒が対象となる。

 各学校において,2年生から医学部進学希望者がともに学ぶ学級を編制し,これまで以上に医学部進学指導を充実させる。同じ目的を持つ生徒たちが同じクラスで生活し,高い目的意識を持って,切磋琢磨することで,多くの生徒が医学部,医学科への進学を実現してくれることを期待している。これらの対象校5校で医学部進学者100名を目標とする。

(参考:http://www.pref.ibaraki.jp/bugai/koho/hodo/press/18press/p180717.html##2