愛媛【松山大学】県知事がキャンパスを訪れ、学生らと意見交換会を実施

【キーワード】 私立大学

 松山大学では94日、文京キャンパス内・本館ホールにて、愛媛県中村時広知事が地域住民と意見交換を行う「知事とみんなの愛顔(えがお)でトーク」が開催され、同大学の学生3が県内他大学生とともに中村知事と意見を交わした。
 これは、中村知事が現地を訪問し、地域住民や大学生、高校生等との意見交換を通じて、地域の意見・要望を把握し、可能なものから県政に反映させるとともに、県政に対する県民の理解と認識を深めることを目的に実施されている。まず、中村知事から「愛顔(えがお)あふれる愛媛づくり」と題し、通信技術・IT技術の発展に伴う今後の産業や県政の変化、人々の在り方についての講話があり、引き続き、意見交換に移った。

 同大学薬学部5年次生は、南海トラフ地震が起きた場合の交通網の整備やライフラインの確保、医療機関での食料や医薬品、生活必需品の備蓄や、避難場所や病院、県との連携体制について知事に質問。また、経営学部3年次生は、「透明性のない政治は投票率の低下の要因ではないかと思う」と意見を述べた上で、市の広報媒体や市議会だよりのような冊子の活用や、ホームページを利用した広報活動など、オープンで分かりやすい政治にするための策を述べていた。

(松山大学HPhttps://www.matsuyama-u.ac.jp/topics/topics-194540/)