国立大学協会は3月30日、2020年度に始まる大学入学共通テストの英語で活用される民間検定試験のガイドラインを公表した。認定された7事業者の計23試験全てを国立大入試で使用可能とし、スコアは出願資格判定に用いるか、入試センターによるマークシート式試験の点数に加えるとした。
共通テストの英語をめぐり、センターは2023年度までマーク式と認定試験を併存させ、2024年度から認定試験に全面移行する予定。併存期間中、国大協は全国立大受験生に両方を課す。
ガイドラインでは(1)一定以上のスコアを出願資格とする、(2)語学力の国際標準規格「CEFR(セファール)」に基づきスコアを評価し、マーク式の結果に加点する──のどちらか、もしくは双方の組み合わせで対応するとした。
(国立大学協会HP 3/30)
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